予約システムの3つのパターンについて

予約システムの3つのパターンについて

予約システムを導入したいという相談を受ける機会があります。
ただ、予約システムと言っても大きく3つのパターンがあります。
相談される場合は、どのパターンになるか、ご自身でもご確認してみてください。

空いている時間を予約する

多く利用されるのがこのパータンです。
たとえば、サービスを選んで、空いている日付、時間を確認して予約するシステムです。
ヘアサロン、ネイルサロン、デンタルクリニックなどが当てはまります。
当社のリザヨヤはそのような予約に適しています。

その他にも貸し会議室、シェアキッチンなど、最近のシェアサービスでも利用可能ですし、レストランの席に予約にも使える汎用性の高いシステムです。

自分で開始、終了を決めて予約する

ホテルの場合、チェックイン日とチェックアウト日を自分で決めて予約します。
レンタカーの場合は、更に開始時間、返却する時間といった時間を指定して予約します。

ホテルの場合は予約の前にシングル、ダブル、ツインなど部屋を指定する必要があり、レンタカーもコンパクトカー、セダン、バンなど車種を指定してから予約します。

ホテルもレンタカーも多くの場合は、空き枠を持っています。
ホテルの場合は部屋数、レンタカーの場合は台数をあらかじめ登録しておくことでオーバーブッキングを防ぐことができます。

ただの予約

たとえば、イベントの来場予約やセミナー予約などです。
このような予約はお問合せフォームで済ませることができます。

会議室を使ったリアルセミナーの場合は、定員になると自動的にフォームを閉じる必要があり、高度な設定が必要です。
また、「◯月◯日までにお申し込みください」といった場合もその日になったらフォームを閉じて、「受け付けは終了しました」と表示変更させる必要があります。

イベント来場は登録と同時にQRコードを発行し、入場チェックに使うとお客さまをスムーズに会場に案内できます。

その他にも、持ち帰り弁当の予約など、最近良く見かける予約もこのパターンに該当するものが多くありますので、要検討です。

まとめ

見ていただいたとおり、予約システムと言っても大きく3つのパターンがあり、どれも仕様が異なります。
自分が必要とする機能はどのパターンか見極めてシステム選考されると良いと思います。

また、このパターンにオプションを追加する場合もありますが、オプションについてはまた別の機会に書きたいと思います。