「海外のステキなテンプレートからホームページを制作したのにしっくりこない…」という経験はないでしょうか。
実は、しっくりこないのには理由があります。ポイントを抑えるとテンプレートを活用してステキなサイトを作れるようになりますが、やはりプロに依頼することをおススメいたします。
そうは言っても自分で頑張りたい人にそのポイントをいくつか解説いたします。丁寧に実践すれば、テンプレートのイメージに近いホームページが制作出来るかもしれません。
ぜひ最後までご覧ください。
すでに種明かしをしていますが、上の画像を解説していきます。
POINT 1 太い文字
英語で太い文字はカッコイイですが、日本語を太い文字にするとなぜかイケてないデザインになってしまいます。
理由はいくつかありますが、分かりやすい例でいうと「安売り」「特売」といった文字はたいてい太文字です。
そのようなイメージがあってなのか、どうしても安っぽさがでているように見えてしまいます。
ほかにも要因がありますが、タイトル文字はテンプレートフォントををそのまま使用する前に、一度様々なフォントやフォントサイズ、色など自分でしっくりくるものを試してから変更すると良いでしょう。
POINT 2 統一されたロゴ
2に配置されているロゴはサイズや色が統一されていてキレイな印象を与えていますが、実際、テンプレートに当てはめようとすると、たいてい大きさやサイズが異なります。
すべてが横長ならありがたいのですが、スクエア(正四角形)や縦長などサイズ、カラーリングも各社のロゴの特徴が自社サイト全体のイメージを崩しがちです。
できるだけサイズや色に気をつけて統一感が出るように試行錯誤します。
POINT 3 中央寄せ(センタリング)
英語ではなぜか映える中央寄せ(センタリング)です。
しかし、日本語だと意外と中央寄せが似合いません。
英語の特徴は単語と単語の間にスペースがあり、単語を区切りとして改行できるのが美しく見える理由のひとつです。上の写真では逆三角形になるようにデザインされた文字列なのでサイト全体の美しさが増しています。
日本語の場合は文節でうまく区切りたいところですが、日本語は少ない文字数から意味を想起されやすい言語のためテンプレートのイメージに近づけるには一工夫必要です。
POINT 4 英語特有の余白
これまでと重複する部分もありますが、英語には余白が多く存在しています。
英語特有の余白です。
たとえば、大文字と小文字による文字の上下の余白、単語と単語の間のスペースなど、gjpqなどは下に飛び出ていて、bdfhなどは上に飛び出ているため、下にも上にもほど良いスペースができます。この英語を日本語に置き換えると文字が詰まったように見えて、読みにくく、見栄えもあまり良くないことが多くあります。
日本語のサイトでは余白に気を遣います。
POINT 5 洗練されたアイコン
サイトではアイコンを頻繁に使います。
テキストを読まなくてもひと目で何か分かる、形状からイメージしてもらいやすいといったことがアイコンを用いる理由です。
写真を使うこともありますが、写真はアイコンと比べてサイトが重くなることから多用は避けたいところです。
また、写真からイメージするものは人それぞれで、アイコンのほうが的確にイメージが伝えやすいことも使用する理由の一つです。
ロゴと同様、フリー素材からアイコンを選ぶ時は、それぞれのアイコンサイズや色の統一感に注意をはらって、サイト全体のイメージを崩さないようにします。
POINT 6 文字数と改行のマジック
英語は単語と単語の間にスペースがあるため改行しやすく、短いフレーズで伝えたいことを表現しやすい言語です。単語を減らしても意味が通じるため、日本語と比べると文字数を揃えることも容易です。
サイトの統一感を出しやすいとも言えます。
一方、日本語はたった一文字でも意味が伝わる言語特性があり、英語なら短いフレーズを用いるところを、文章に書き換えるといった工夫が必要になります。
POINT 7 プロが撮影した映える写真
芸能人は歯が命。ホームページは写真が命。
初めて訪れた人にとって惹きつけられるホームページには、必ず良い写真、いわゆる『映える』写真が使われています。写真はなるべくプロに撮ってもらい、必要に応じて加工します。ここを間違えると、どんなに良いページでも、どんなにサイト構成が良くても、残念なことになりかねません。特にブランドECサイトの場合には注意が必要です。
POINT 8 テンプレート選びは慎重に
テンプレート選びは重要です。
「自分は美容院のホームページを持つので美容院テンプレートの中から探す」という選び方はあまりオススメができません。他のテンプレートも検討してみてください。
テンプレートは業界でソートするのではなく、デザインや色が自分のイメージするサイトかどうかに加えて、必要な機能・導線が備わっているかどうかで選びます。
業種に対するイメージで作られたテンプレートをそのまま鵜呑みにすると、うまく行かない場合があります。テンプレートは一度選んでしまうと融通がきかないことも多く、慎重に選ぶ必要があります。
【まとめ】テンプレートでもポイントを押さえればイメージに近いホームページが作れる
テンプレートは、上手く自分の意図する型が見つかれば、画像やテキストを差し替えることで効率よくホームページが制作出来ると言ったメリットがあります。
海外の洗練されたテンプレートは有料無料で豊富にあり、様々なサイトからダウンロードすることができますが、いざ自分で作ると思うようにいかない、ということはホームページを作ったことがある人でしたら一度は経験することです。
これがすべてではありませんが、是非ポイントを抑えて、テンプレートのイメージを崩さないカスタマイズの参考にしてください。
テンプレートを用いたリーズナブルなホームページ制作は、エクスペクト合同会社にお任せください。
- 美しいテンプレートをそのまま使ってホームページが持ちたい
- テンプレートを利用してネットショップを早くオープンしたい
- テンプレートを使って作ってみたが、上手く行かないのでリニューアルしたい
このような場合には、ぜひ当社までご相談ください。
お客様のお悩みに応じた最適なご提案いたします。ご相談は無料です。
テンプレートに必要な機能をさらに追加して進化させたオリジナルサイト構築
テンプレートの良いとこ取りをした上でAPIと連携させた便利で運用しやすいECサイト構築
など、様々なお悩みに対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。
【上級者編】ワードプレスでホームページ制作の人気記事はこちらから
エクスペクト合同会社 代表社員 | Elementor Expert |
アパレル商社、証券会社、IT関連・広告関連企業の役員を経て2017年に独立。これまで1,000サイト以上に携わる。
TOFUラボ主催 第3回マジワン『コード書かないウェブサイトコンテスト』優勝。